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逆転検事2(一応ネタバレあり) [ゲームその他]

一昨日ようやく終わらせたので総合的な感想でも。

今回の話はシリーズを通して最も最初から最後までの話の繋がりが強調されていたと思います。
唯一弱めの第3話(それでも重要)を除くと、殆ど続き物と考えてみて良いかと。
また今回のテーマはやはり『親と子』ではないかと思います。
親と反対の道を歩む者、親と全く同じ道を歩む者、親子それぞれの愛情を生きがいとする者、親に裏切られ成長する者、その他ネタバレになるので伏せておくものも含めて、色々な親子の関係を感じることができます。

但しゲーム的には正直第4話まではどちらかといえばストレスを溜めるほうが多かったです。
ここしばらく(逆転裁判3以降かな?)のこのシリーズはライバルであるキャラ達はどちらかといえば協力的で、意義あり!と言われたことを素直に認め、そこからお互いの力で真実を導き出すという傾向が強かったんですが(逆転裁判4の牙琉弟は勝ち負けにこだわらないと最初のほうで宣言しているし)、今回は逆転裁判1(よーするにミッちゃん)以上に検察側が強引かついい加減で、しかも本来仕切るべき検事の一柳がこれでもかという位のあんぽんたんの大馬鹿者

ミッちゃんは言っていることに一応筋が通っていたからまだマシだったものの、こいつは突っ込み放題のことを平気で話し、突っ込めば暴れたあと水鏡さんに助けられて終了のパターンのみ。
そしてあの矢張にすらマジ顔でこいつバカなのかと言われてしまう始末。
そんな検察の見解がことごとく通っていく展開は、正直呆れてものが言えないレベル。
まあこの辺は少し理由があるんですが、あまりにも強引過ぎてイライラしました。

あともう一つ不満だったのが第3話について。
話が長すぎです。(特に中編)
内容的にも他の話とは趣向が違うし、お菓子のトリックが強引すぎたのも不満。
つーかなんていい加減なお菓子コンテストだよw
確かに親子の関係を強調する話ではありますが、正直この話の内容なら別のゲーム(3とか)の最後の話としてで2話に分けてやったほうが良かったような気がします。
(どう分けるかはご想像にお任せしますw)

あとまあこのシリーズではよく取り上げてられていたネタなんですが…。
つい最近リアルでこんなことがあったので、このゲームが出せるのかちょっとマジで心配したこともあったんですが、そんな心配を跳ね返すどころかこれでもかと言う位に証拠捏造をとりあげるのはどうかと別の意味で心配になりましたw
『証拠なんて自分くらいの立場だと簡単にいじれちゃう』的な台詞を見たときは、この時期によく通ったなこのシナリオと思いましたよ。

そんなこんなの4話まででしたが、第5話についてはすごい良かったです。
4話までやった時、ここまでの話を最終話でどのようにまとめるのかと思っていたんですが、ただまとめるどころか話をさらに大きく膨らませた上に、綺麗にまとめ上げて終わらせられていてすごく感心しました。
これまでの各話の残っていた謎はもちろん、すでに理由付けがされていたことの真の意味まで取り上げるシナリオも良いし、正直これまで真犯人より水鏡さんの強引な『却下!』と戦っている感が強かったのが、普通に真実を追い求める展開になったのも良かった。
そして何より真犯人の正体。
あの展開は全く読めませんでした。

キャラに関しては一柳(と〇〇)はムカついたものの、その他のキャラは旧キャラを含めて良かったと思います。
個人的には信楽さんが特にお気に入り。
やっぱりこういう普段は飄々としているけど、いざという時はシブいタイプのキャラは好きですね。
女性キャラに会う度にハグを求めて悲惨な目に遭うのもいいw
あとは武藤瞳子と伊丹乙女の孫・祖母コンビも良かった。
あのなんとも言えない突っ込み合戦は笑えました。

以上がやってみた感想ですが、やるなら必ず最後までやってほしいと思います。
途中で投げるのは勿体無いと思います。
あとこのシリーズをやってる人ならやるべきです。
少なくても逆転裁判4よりはぜんぜんお勧めですw
このシリーズを今まででやったことがない人にはキャラが濃すぎると思うので、逆転裁判1からやった方がいいと思いますが。
今までのキャラを知ってて何ぼのところもありますし。


とゆー訳で、最終的には面白かったという事で締めたいと思います。
タグ:逆転検事2
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